4回戦敗退した1年後に全豪オープン優勝

大坂なおみが全豪オープンで優勝しました。

昨年は4回戦で敗退した、まだ子供っぽさを残す21歳が、1年後に優勝して世界ランキング1位になるなんて信じられませんね。

彼女のポテンシャルはもちろん、サポートするスタッフや関わる全ての人々の勝利でしょう。

人間には「旬」があると思います。

大坂なおみのような有名人に限らず、この世に生きる全ての人にあるというのが私の持論です。

読者の皆様も「あの頃は怖いものなしだった」「何をしてもうまくいった」というご記憶があるでしょう。

旬な時期はスポーツや勉強、恋愛など様々なジャンルで訪れます。

突然、記録が伸びたとか、偏差値が上がったとか、モテ期が来たとか、誰にでも経験はあるはずです。

何かのきっかけで殻を破るというか、ステージがひとつ上がるような瞬間が、まさに「旬」なのです。

フルーツでいえば、収穫すべき一番おいしい時期ですね。

「旬」なうちに正しい努力をできるか

大切なのは「旬」なうちに適切な判断と正しい努力をできるかどうか。

大坂なおみはフィジカル的にもメンタル的にも成長する時期に正しいトレーニングをし、正しいサポート受け、最大限の成果を出しました。

仕事でも伸びる時期があります。

その時にそれを自覚した上で努力を続けられるか、上司も資質を伸ばしてくれるか(これは運ですが)どうかで、その後の人生は大きく変わります。

なぜなら「旬」はいずれ終わるからです。

自分の変化や周囲の環境の変化などによって、人間の成長曲線には波があります。

実力が伸びる時期に伸ばしておかないと、上司が代わったり、人事異動になったりするかも知れないし、あるいは自分自身が病気になったり、トシをとると記憶力が悪くなったり、体力が落ちたりして、成長は鈍化します。

結婚だって旬なうちにしないと婚期を逃すかも知れません。

「まだ早い」と辞退した海外長期取材

私も振り返ると悔やむことがあります。

まだライターとして経験の浅かった頃、当時の上司が長期の海外取材を持ち掛けてくれたのです。

自分で言うのもなんですが、上司は私の素質を見込んで経験を積ませようとしたのだと思います。

しかし、私はまだ自信がなかったこともあり、辞退しました。

別に海外嫌いとか飛行機が怖いという訳ではないのですが、自分の中で「まだ早い」という気持ちがあったのです。

結局、その時は後輩が行き、その後も長期の海外取材に行く機会ははありませんでした。

今となっては、なんであの時に行かなかったんだと後悔しています。

「旬」はいずれ終わる、その時がラストチャンスかも知れない

皆様はこれから先、様々な決断を迫られる局面に直面すると思います。

その時、自信がなくても断ってはいけません。 (参考→頼まれたら断らない

自信がついた頃には「旬」が過ぎているかも知れないからです。

再度言いますが、大坂なおみは4回戦敗退した1年後に優勝したのです。

人間はとてつもない成長を果たす時があり、あなたの感じている不安は杞憂に終わる可能性が高いし、仮に失敗しても成長するための大きな糧になります。

チャンスは何度もありません。

旬なうちに正しい努力をすれば、いずれ大きな果実が実るでしょう。