ナンバーワンよりオンリーワン

3月に開催される平成最後のセンバツ高校野球の入場行進曲が槙原敬之さんの作詞作曲した「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」に決まりました。

平成がまさに青春時代だった私は、どちらの曲も大好きなので本当に楽しみです。

さて、「世界に一つだけの花」はご存知の通り、♪ナンバーワンにならなくてもいい、元々特別なオンリ~ワン~という歌詞が印象深いですが、よく考えてみるといろんなシーンで当てはまりますよね。

ビジネスで考えてみると、新規参入しても後発だとナンバーワンよりオンリーワンを目指した方が効率的だし、もっと言えばブルーオーシャンを狙えという意味にも解釈できます。

サラリーマン生活で考えても同じです。

入社してナンバーワン、つまり社長や部門トップを目指すのは大変だし、規模が大きい組織ほど実現する可能性は低いですが、オンリーワンなら十分に狙えます。

裏を返せば、オンリーワンにならないと「その他大勢」となってしまい、左遷されたり、地方に飛ばされたりする危険性にさらされてしまいます。

そう、「世界に一つだけの花」は心が温かくなるメッセージソングでありながら、実はビジネスマンへのヒントでもあるのです。←強引かな?

なぜかいいポジションをキープしている社員いるでしょ?

皆様の会社にもいると思います。

特に仕事ができる訳でもないのに、いいポジションをキープして羨ましがられている社員が。

これこそオンリーワンなのです。

何も問題を起こしたり、周囲と断絶して孤立する必要はありません。

無理を承知の上でナンバーワンを目指すという方は目指せばいいと思います。

しかし、長いサラリーマン生活において、大多数の凡人社員はいかに他人より先にオンリーワンの武器を身に付けるかが勝負です。

そのためには誰もやりたがらない仕事を率先して請け負ったり、空いている担当に立候補したり、常にアンテナを張りながら見極める必要があります。

特に早いうち、若いうちにやった方がいいです。(参考→どんな安定組織にいても油断できない時代…自分だけの武器を持て

唯一空いていたGKに立候補してレギュラーつかんだ友人

具体的なことを書くと身バレするので仕事の話は伏せますが、高校時代の部活を例に挙げます。

もう30年以上前、同じ中学から入学した友人と一緒にサッカー部に入部しました。

私たちは高校からサッカーを始めたのですが、進学した高校のサッカー部は全くの無名で、2人ともスポーツに自信があったこともあり、楽勝でレギュラーになれるだろうと軽く考えていました。

しかし、最初の練習で全員集合した時、中学時代からのサッカー経験者とのレベル差に愕然としました。

経験者だけで全てのポジションが埋まってしまいそうな程だったので、私たちは「ヤバいな」と顔を見合わせたのを覚えています。

ただ、ゴールキーパーだけ経験者がいませんでした。

私はサイドを駆け上がってセンタリング(死語!)を上げるウイングに憧れを抱いていたので、あくまでフィールドプレーヤーを希望したのですが、友人は真っ先にキーパーに手を挙げました。

結果、友人は正GKとしてレギュラーを獲得しましたが、私は3年間、補欠のままでした。(参考→1軍の補欠と2軍のレギュラーはどちらが幸せか

社内のブルーオーシャンを探せ

自分の立ち位置を自覚してブルーオーシャンに飛び込んだ友人と、やりたいことにこだわってレッドオーシャンであがき続けた自分。

高校時代の部活の話だから笑って明かせますが、長い人生の大部分を占めるサラリーマン生活で同じことが起こると笑えません。

社内で自分の立ち位置を客観視して、いち早くオンリーワンになった方が間違いなく幸せです。

ストレスを溜め込んででも出世レースに挑みたいという方は納得いくまでやればいいでしょう。

40代、50代で会社に居場所がなくなる覚悟があるのなら…。(参考→「何でもできる」は「何もできない」と同義語だ