「ダビスタ」の項目

私が大学生だった頃「ダービースタリオン」というシミュレーションゲームが流行りました。

産まれたばかりの子馬を調教し、レースに出走させて賞金を稼ぐ➡その資金で良血馬を購入してさらに賞金を稼ぐ➡引退した馬を種牡馬にする、もしくは牝馬を繁殖入りさせる➡その子馬を……。

と永遠に続くゲームで、JRAの全G1レース制覇を目指して、オカンに怒られながら深夜までやり続けた記憶があります。

馬は血統によって個性があり、「スピード」とか「スタミナ」などいくつかの項目があるのですが、その中に「成長性」がありました。

成長性は「早熟」「晩成」「持続」と3種類あったと記憶しています。

当然ながら、様々なG1タイトルを獲るには「持続」が一番いいので、その特徴を持つ種牡馬をよく種付けしました。

人間でも重要なファクター

馬と人間を同一視するつもりはないのですが、人間でも成長性は重要なファクターだと思います。

馬で言う血統、つまりDNAレベルではどうしようもありませんが、人間の場合は後天的な要素も多分にあるでしょう。

教育や他者との競争など外的要因もありますが、一番大きいのは本人の「向上心」だと思います。

多かれ少なかれ、誰しもが向上心を持っています。

より高いレベルを目指すからこそ、人間は成長できるのは言うまでもありません。

しかし、トシをとってくると、そんな気持ちが徐々に薄れてきます。

特に同じ環境に長くいたり、なまじっか経験があると、ある程度、先を見通せてしまうため「こんなもんかな」という諦めにも似た気持ちが強くなります。

狂暴なライオンも檻の中で飼われていると、最初は出ようと暴れ回っていたのに、いつの間にかおとなしくなるのと同じです。

檻の中のライオンになるな

サラリーマン生活にどっぷり浸かってしまうと、どんな優秀な人でも檻の中のライオンになる危険性を秘めています。

私も左遷される前はそうでした。

自分では真面目に働いているつもりでしたが、今思えば自分で勝手に限界を決め、無理しなくてもできることしかしていなかった気がします。

幸か不幸か、左遷されたおかげで無理をしました

向上心というよりは、意地と言った方がいいかも知れませんが、困難な仕事にも逃げずに取り組んだことが血肉となり、仕事のスキルだけではなく人間的にも成長できたことが、今回の転職につながったと思います。(参考➡悔しさを忘れるな!その気持ちこそエネルギーになる左遷された時の気持ちの持ち方次第で人生は変わる)

40代にもなると、仕事も要領よくこなすことができるため、高度成長時代のサラリーマンなら安住することも可能だったでしょう。

しかし、人生100年時代と言われる現代では、常に向上心を持ち続けないと、いわゆる“ゆでガエル”になってしまい、そのうち通用しなくなります。

成長できるかどうかは個人のポテンシャルによりますが、少なくとも向上心を失わないことは誰にでもできるはずです。

私もこれから新天地でスキルを身に付け、まだまだ成長したいと思っています。

自分が「持続型」であると信じて。(参考➡もし会社が倒産しても70歳まで食べていけるスキルがあるか転職を告げた子供たちに最も言いたかったこと人が成長するには「実現困難な目標」が必要な理由)