昔「ショムニ」というドラマがヒットしました。

江角マキコ(時代を感じますね)が主演で、左遷されたダメ社員があつまる部署「庶務二課」を舞台にしたドラマで、ゴールデンタイムに放送されていたので、40代以上の方なら分かると思います。

不要社員差し出す“生贄人事”

私が異動した先は、まさに「ショムニ」でした。

社内事情に疎かった私は認識が甘かったのですが、当時はグループ会社を含めた組織変更があり、各部署から「不要な」人材を差し出すような、いわば生けにえ人事が頻繁に行われていたのです。(参考→退職の挨拶をすると痛烈な嫌味を言われ闘志沸々)

辞めることできず…転職同然

当時40歳目前の私も見事に“抜擢”されてしまった訳です。

悩んだものの家族を養うには辞める訳にもいかず、4月から新職場で仕事を始めたのですが、窓際で仕事を与えられないショムニとは違い、まぁ、忙しいのなんの。

ましてや、それまでの経験が全く活きない、畑違いの部署だったので、一から覚えることばかりで、本当に転職したも同然でした。(参考→まだ退職を明かせず、10月人事を同僚と予想してます)

ほぼ放置プレー

さらに辛かったのは、昔かたぎの風潮が色濃く残っていたことです。

私の上にも一応、先輩社員が指導係として就いたのですが、ほぼ放置プレー。

分からないことを聞くと「俺に聞くな」と言い放ち、“何も聞くなオーラ”を全身から出しているような人でした。(参考→上司に恵まれるか否か)

終電に間に合わないくらい残業しても、仕事の山は全く減りません。

誰も教えてくれず、誰も助けてくれない状況では、無駄に時間ばかり浪費するのも仕方ありませんでした。

そんな状況なので年下の社員からも疎まれ、顎で使われることも珍しくありませんでした。

態度豹変した元同僚

また、それまで親切だったのに、異動後は露骨に態度を変えた他部署の同僚もいます。

以前は気を使ってくれていたけど、ショムニの社員には気を使う必要はないということなんでしょう。

彼らを反面教師にして、私は誰に対しても区別せずに接することを心掛けていますが、

少なくとも、当時の彼らはそういう判断をしたのだと思います。

御年40。当時の私は、なぜ自分が左遷されたのか分からず、なんでこんな目に遭わなければいけないのか、と会社を逆恨みすることしかできませんでした。(参考→左遷された時の気持ちの持ち方次第で人生は変わる各企業で内定式…社会に羽ばたく皆さんへ)

前厄だったのに、厄払いに行かなかったのが悪かったのか、とも考えました。(参考→藁にもすがる思いで厄払い)