CEOが掲げた高い目標

1月4日は仕事始めでした。

2カ月の試用期間が終わり、年もかわっていよいよITリーマンとして本格稼働です。

社員総会でCEOから2019年の目標や経営方針などが説明されました。

掲げる目標は極めて高く、実現は難しいのではと思うものもあったのですが、ただ、全くの絵空事とも思えないんです。

それはこれまで実際に売上が右肩上がりに伸びており、社員数や会社規模も急成長しているという実績によるところが大きいでしょう。

「実現不可能な目標」では無意味

前の会社でも同じように部門トップが毎年目標を掲げていましたが、ほとんどの社員は真摯に受け止めていなかったように思います。

なぜなら会社の経営状況は厳しいのに、昔と同じような現実とかけ離れた数字を羅列していたため、社員の熱が冷め切っていたからです。

数字をクリアできなくても「一度、怒られれば済む」と開き直る社員もいたし、実際はクリアできていないのに虚偽の報告をする社員もいました。

ところが今の会社では社員の熱が違います。

壇上で話すCEOを真っすぐに見つめ、意欲をみなぎらせているのです。

もちろん、全員がそうとは限らないし、腹の中では違うことを考えている社員もいるでしょうが、少なくとも表面的には目標を達成しようという意欲が感じられました。

規模の大きな前の会社と違い、小所帯というのもあるでしょうが、右肩上がりのベンチャー企業だからこそ、CEOのタクトに従い全員が一枚岩となって目標に突き進んでいくような雰囲気があります。

20年以上も旧態依然の大企業で生きてきたので、給料は労働の対価、仕事は給料をもらうためにすること、という割り切った考えが体に染み込んでいたのですが、その考えは改める必要がありそうです。

子供の教育も同じ

奇しくも小学4年生の次男の教育として考えていたことも同じでした。

次男はいつもダラダラしていて、夢中になれるものもなく、妻と頭を悩ませていました。

野球や公文、パソコン教室など習い事もいくつかさせているのですが、要領よくこなすだけで熱心ではありません。

おまけにお腹がぽっこり出て太っているので見た目も悪く、ダメ人間への最短コースを歩んでいるような状態なので、「体重5kg減」を目標に掲げて、大晦日から強制的に野球の素振りをさせています。

正月は一緒に過ごしたので私がみっちり指導しました。

嫌々ながらもバットを構え、1スイングごとに投手のボールをイメージして、まず150スイング。

運動不足なのですぐに息があがるのですが、時々褒めてやると少しヤル気を見せるので、最後にプラス50スイングを命じ、計200スイングさせます。

次男には「しんどいところでやめる人間と、そこからさらに50回振る人間ではいずれ大きな差がつく。それを毎日続けたら誰よりもうまくなるし、自然と体重も減っていくんだ」と言い聞かせています。

元日も150+50スイング、2日は妻の実家近くの公園で200+50スイングさせ、以降は私が見ていなくても続けているようです。

我が社のCEOではありませんが、簡単にはクリアできない目標を掲げ、それに向かって努力することで成功体験を積んでほしいのが親の願いです。

素振りを続け、いずれ野球の試合で結果を出したり、体重が減ったりすれば、目標達成した喜びを知り、また努力できるでしょう。

青学・原監督は「柿の木作戦」

今年の箱根駅伝では2位に終わりましたが、青山学院陸上部を強豪に育て上げた原晋監督は「柿の木作戦」で選手の素質を伸ばしたそうです。

原監督はいつも選手に半歩先の目標を掲げさせるのですが、その目標を柿に例え、柿の木になっている柿を食べると、さらに手の届かない位置にある柿を食べたくなる→それを食べるとさらに上の柿を取るために努力する→繰り返すうちに考える習慣がつく、ということだそうです。

表現の仕方は違いますが、目標達成のために努力を継続することが大切なのは共通しています。

要するに「簡単にはクリアできないが、頑張れば可能なレベル」に目標を設定することが大切なんですね。

私も根はぐうたら人間なので、目標必達を肝に銘じて仕事に取り組みたいと思います。

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