他社のライターから相談

先日、他社に勤めるライターの知人から転職の相談をされました。

彼は現役のライターとして忙しい日々を送っているのですが、紙媒体の未来に絶望し、そして何より会社への不信感を増幅させているようです。

上司が無能だの、同僚が働かないだの、愚痴り始めると止まりませんでした。

要するに「会社イヤイヤ病」ですね(笑)。

気持ちは痛いほど分かります。

違う会社なので詳しい内情までは知りませんが、「貧すれば鈍する」の格言通り、社内の空気が悪くなっているのでしょう。

まず志望動機と自己PRを固める

ただ、転職となると、そこから先、つまり何をやりたいか、どうやって自分を売り込むか、が大切。

いわゆる志望動機と自己PRです。

自分のキャリアを棚卸しして、今一度、自分の強みを客観視できれば、必然的にその2つは固まるはず。

揺るぎない志望動機と自己PRが完成すれば、どこか決まると思います。

ただ、彼は「会社を辞めたい」という気持ちだけが先行し、その先まで深く考えられていないようでした。

よくよく聞くと、転職エージェントに登録し、かなり積極的に動いてはいるようですが、「脱出ありき」なため、手を広げすぎて職種や業種も一貫性がありません。

ライター自体に嫌気がさしているみたいでしたが、ライターとしての経験や人脈を活かそうという訳でもなく、手当たり次第に受けている感じでした。(参考→大地震の前触れ?大手メディアの人材流出が加速しているぞ)

不満があるのは分かるけど…

転職は少なからず現状に不満があるからする場合がほとんどでしょうが、採用する側の立場から考えれば、「なぜうちに入りたいのか」という明確な思いが伝わってこないと内定を出せないでしょう。(参考→社会人としての「ひふみんアイ」)

取り繕った志望動機は見透かされてしまうし、万が一、そんな状態で内定しても、入ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔することは目に見えています。

走りながら考えるのもひとつですが、ただ闇雲に走ってもバテるだけ。

一度立ち止まって呼吸を整えてから再スタートしても遅くはありません。

彼にとっては耳の痛い話だったと思いますが、彼の人生を考え、あえて苦言を呈しました。(参考→「会社が嫌」という理由で転職するのはアリなのか)