しくじり先生からのエール

10月1日は日本全国の企業で内定式が行われました。

勉強を続けた学生さんも、スポーツに打ち込んだ学生さんも、のんべんだらりと過ごした学生さんも、来春から横一線でスタートです。

これまでの人生で経験したことや育ってきた環境が全く違うので、同期入社と言っても人間性は多種多様だし、当然ながら能力にも個人差があります。

だからこそ就活でそれぞれの個性をアピールし、見事に内定を勝ち取った皆さんは自信を持っていいと思います。

入社までの半年を大切に

思い起こせば、私も内定してから翌年4月に入社するまでが一番幸せでした。(参考→独り旅から帰ったら内定通知が届いていた!)

こう書くと、夢も希望もないみたいですが、そういう意味ではありません。

学生時代にしかできないこと、やり残したことがあったら、ぜひとも入社するまでにしておいてください。

私はバイトでお金を貯めてオーストラリアに3週間の独り旅に行きました。

初めての海外旅行で、バックパックを担いで独りで回るのは勇気が必要でしたが、現地でのハプニングやいろいろな人との出会いは最高の思い出となっています。

会社に入ると分かりますが、自由な時間がいかに貴重かを痛感すると思います。

入社までの半年は、もしかしたら人生最後の自由時間になるかも知れないので、決して無駄にすることなく大切に過ごしてください。

入社後の具体的なイメージを描く

内定式に出席した皆さんの中には、希望に満ちている人もいれば、「働きたくねえなぁ」と後ろ向きな人もいるでしょう。

卒業という“特急券”を手に入れた皆さんは、それを行使して就職する訳ですが、その後の人生のイメージはできていますか?

恥を忍んで明かすと、私は漠然と「ライターとして充実した毎日を送れたらいいなあ」くらいにしか考えていませんでした。

結果的にライターという夢が叶うと、その先の目標設定ができず、夢の日々がいつまでも続くかのような錯覚に陥りました。

もちろん、仕事を覚える上での苦労はありましたが、30代になるとお金もそれなりに入り、遊びも仕事も覚えた分、必死さが足りなかったと思います。

なんとなく「いつか管理職になって、部長くらいにはなるだろう」と勝手にイメージしていましたが、世の中そんなに甘くありませんでした。

40歳目前で左遷されてからのみじめさ、悔しさは皆さんには味わってほしくありません。(参考→異動先は「ショムニ」だった)

高くて明確な目標設定を

今はお互いに笑って話せる同期社員も、いずれ上司になる可能性があります。

もしかしたら後から入社してくる後輩が上司になるかも知れません。(参考→年下の上司への敬意の表し方)

私も最初から「スキルを身に付けて独立する」とか「社内で出世して社長になる」とか、もっと明確な目標を設定していれば違う人生だった気がします。

まだまだ若い皆さんはそこまで先のことを考えられないと思うかも知れませんが、若いうちから目標設定して20代、30代を過ごすかどうかで、その後の人生は大きく変わってきます。

今は小さな差でも50年後には取り返すことのできない差になっているでしょう。

人生100年時代。

実現不可能と思われるような目標でもいいと思います。

高い志を持って社会人生活をスタートさせてください。(参考→20卒学生が就活に向けて最初にやるべきこと)