父親に言われなくても練習した井上尚弥

ボクシングの井上尚弥のインタビューを読んだのですが、興味深いことを話していました。

年末に世界王座を獲得した弟の拓真とともに、幼い頃から父・真吾さんにボクシングを指導されていた尚弥は、まだ子供だった頃、家族で外出先から夜に帰宅したことがあったそうです。

自宅に戻ると、「走りに行こう」と言われると思ったのに、父親は何も言ってこない。

サボりたい気持ちと、トレーナーである父親の視線を感じて葛藤したものの、琢磨に「走りにいこうか」と声をかけ、2人でランニングに行ったと明かしていました。

「弟がいたのはよかった」と尚弥は言っていましたが、強制せずに自主性に任せた真吾さんの姿勢も凄いと思います。

息子に野球の素振りを強制

私は何をするにしても指示されるのが嫌いなので、言われる前に自分からするように心掛けています。

息子たちにもそういう自主性を育んでほしいと思い、あまり細かいことは言ってこなかったのですが、次男があまりにも怠惰な生活を送りブクブクと太ってきたので、去年の大晦日から強制的に野球の素振りをさせています。(参考→人が成長するには「実現困難な目標」が必要な理由)

毎日200スイングを目途に、しかも単に200回こなすのではなく、チェックポイントを意識し、投手のボールをイメージしながら振るようにアドバイスしています。

そして、いいスイングをした時は必ず誉める。

実際、最初はバットを振るたびに足元がふらつき、体全体が流されていたのに、徐々に下半身が安定し、振りが鋭くなってきました。

今後、野球の試合でヒットを打ったり、体重が減ったり、何らかの成果が出れば、嬉しくなってさらに頑張ってくれるだろうという狙いです。

父親も頑張っている姿を見せる

同時に息子を指導しながら、私自身もストレッチや腿上げダッシュをします。

年始に立てた5kg減の目標を達成したいし、何より息子に「パパも頑張ってる」というところを見せたいと思っています。

帝国海軍の総帥だった山本五十六が名言を残しています。


やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ

今はやらないと私に怒られるのでやっているのが見え見えで、顔には「嫌」と書いてありますが、情けは無用。

「楽したいと思う自分に勝て!」と口酸っぱく言い聞かせています。

私に似てぐうたらな性格で、放っておくとサボろうとするので強制的にさせていますが、いつの日か井上兄弟のように自ら自分を追い込むくらいの自主性を身に付けてくれたらなぁと思っています。

部下をもった時の予行演習にもなる

この素振りには別の目的もあります。

実はこれまで子供を「育てる」という意識が希薄で、「親は無くとも子は育つ」を地で行く放任主義だったのですが、今は「育てる」ことを意識しています。

なぜなら、これから仕事で部下をもった時に役立つと思うからです。

前の会社で左遷された私はこれまでずっと平社員なので、部下をもったことがありません。

転職先で出世できるかどうか分かりませんが、常に意識はしています。(参考→転職先では出世を目指します)

ただ、子供をきちんと育てることもできない人間に、部下の指導や教育はできないと思うので、語弊を恐れずに言えば、今から予行演習をしておこうと考えました。

子供の自主性を育み、親子ともどもダイエットに成功し、将来出世した時の準備にもなれば一石三鳥なので、「素振り教室」は今後ずっと継続していこうと思っています。