何を隠そう、本日は我が愛息の小学校の卒業式でした。

6年間は本当にあっという間。直接は言えない息子への思いを、手紙風にしたためたいと思います。

極めて個人的な記事になりますが、今日だけはご容赦ください。

泣きじゃくった入学当時

早生まれで、幼稚園も2年しか通っておらず、他の子より成長の遅かったあなたは団体行動にまだ慣れていませんでしたね。

入学当初は学校に行きたくないと泣きじゃくり、本当に心配しました。

怒鳴り上げて無理やり行かせたけど、内気でおとなしいから、最初は友達もあまりいなかったよね。

1学期はどうにか通ったものの、夏休みが明けると、また号泣。

本当に心配しました。

でも、そんなあなたがパパは愛おしくて仕方なかったなあ。

ダンス中におもらし

2年生の頃だったかな、何かの発表会でフォークダンスの最中に突然オシッコをもらしたことがあったね。

モゾモゾし始めたかと思うと、突然ジョワーッと股間から流れ出たオシッコを、隣の女の子に指摘されて恥ずかしそうにうつむいていたあなた。

ママは「恥ずかしい」と呆れていたけど、パパはそんな姿もとてもかわいく思ってました。

思い出のホームラン

幼稚園から続けていた野球も少しずつ上達したね。

運動神経はあまり良くないけど、好きこそものの上手なれ、の言葉通り、楽しそうにプレーする姿が印象に残っています。

4年の時だったと思うけど、大会でランニングホームランを打ち、チームメートや保護者の皆さんとハイタッチしていた姿は忘れられません。

あの時、パパが撮った写真は我ながら最高の1枚で、今なら間違いなく「インスタ映え」の作品だよ。

きつかった受験戦争

あの頃からかな、みるみる逞しくなっていったのは。

目に見えて成長するあなたに、ママと2人で驚いてたんだよ。

両親を驚かせるくらい強くなって、友達も増えていったみたいだね。

6年になって中学受験の勉強が本格化してからは、パパが休みの土日でも遊びに行かず、本当によく頑張ったと思うよ。

正直言うと、家計のやりくりが厳しいから、地元の公立中学に進んでほしかったんだけど、あなたの熱意を感じたからチャンスだけは与えようと思ったんだ。

塾をサボったことも…

秋になって塾から「授業に来ていない」と連絡があった時は心配したよ。

真面目なあなたが、まさかサボるなんて思ってなかったからね。

塾の先生と反りが合わなかったり、あなたもストレスを抱えていたんだね。

3回目のサボりが発覚した時は、それまで「勉強しろ」とは一度も言わなかったパパが初めて怒鳴り散らしたね。

もし、結果がどうなっても全力を尽くしたならいいけど、中途半端ではあなたの為にならないと思ったから。

泣きながら反論してくるあなたにパパも面食らったけど、それだけ強く逞しくなったんだなと頼もしく思ったことも事実です。

ただね、つらいからと言って逃げてはいけないよ。

これからの人生、そんなことは何度もある。

逃げていたら成長はないんだ。

結果はどうなってもいいから逃げずに立ち向かってください。

それだけは覚えておいてね。

ラストチャンスで4度目の正直

いざ試験を迎えたものの、第1志望の中学を始め、3連敗した時はさすがにダメだと思ったよ。

ただ、あなたがママに八つ当たりしたり、荒れ狂う様子を見ていると、本当に心配しました。

どうしても最後の試験日程が残されている中学を受けたいと訴えるから、「これが絶対にラストチャンスだぞ。ダメなら公立中学に入るんだぞ」と言ってパパは認めました。

それを見事にものにして、合格を勝ち取るなんて大したもんだよ。

パパがなぜ、あなたの訴えを認めたか分かるかい?

あなたが荒れていたのもあるけど、パパ自身も就活の時に父親、つまり、あなたのおじいちゃんにラストチャンスをもらった経験があるからなんだ。

大学4年の時にマスコミ希望で就活したものの全滅。

唯一内定をもらった小さなメーカーに入社しようと一度は決意したけど、やっぱり未練を断ち切れなかったんだ。

就活は現役学生じゃないと不利だったから、留年する必要があって、学費をもう1年分払う必要が出てくる。

それでも、おじいちゃんは快く背中を押してくれたんだ。

翌年、希望していたマスコミ企業に内定した時は本当にうれしかったよ。

これから青春を謳歌してね

6年間で本当によく成長したね。

特にこの1年で、努力する大切さや目標を達成した時の喜びなど、いろんなことを学び、感じたと思います。

4月からは新しい出会いもたくさんあるし、素敵な思い出をいっぱい作ってください。

十代は本当に一瞬。

パパも戻れるなら戻りたいよ。

あぁ、そう言えば、これを伝えるのを忘れてたね。

卒業おめでとう!

参考→親父の背中

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