「ハイ」しか言わない体育会系若手社員

最近、他本社から我が部に転勤してきた若手社員がいます。彼は高校野球で全国的に有名な学校の野球部出身で、大学でも硬式野球部に所属した、バリバリの体育会系です。

こんな私でも彼に指示を出したり、仕事の仕方を教えたりするのですが、彼は常に「ハイ」としか言いません。

「できない」「分からない」と言うことがないため、逆に本当に理解したのかこちらが不安になるほどです。

やはり体育会系特有の、先輩の言うことは絶対という世界で生きてきたので、その姿勢はいまだに変わらないのでしょう。

(参考→思考停止に陥らせる体罰は撲滅し、人の痛みに敏感な社会をつくろう

ネットが促した「権力者の自覚」)

若い頃は仕事を断ったことも…

我が身を振り返れば本当に反省ばかりです。

若い頃は特に上司や先輩に反論したし、仕事を断ることもありました。

それでも許される空気もあったのですが、それにしても我ながらわがまま放題だったと思います。

一度、長期の海外出張の話を遠回しに打診されたことがあったのですが、なんとなく行く気になれず辞退。後輩社員に譲ったことがありました。

その後、短期間の海外出張はあったものの、長期では一度も行けずじまい。今の部署では海外出張などあり得ないので、なぜあの時に行っておかなかったのか、と後悔しています。

異動の打診もそうでしたが(参考➡左遷理由は不明…自ら切った“蜘蛛の糸”)、基本的には頼まれたことは断らない方がいいのは間違いありません。

体育会系ではなくても「ハイ」と引き受ければ、自らのスキル向上につながるし、そのうち大きなチャンスが巡ってくる可能性も膨らみます。

逆に言えば、断るのはチャンスの芽を絶つことにしかなりません。

酒の誘いも「ハイ」

最近は上司から飲みに誘われても平気で断る若手社員が多いそうですが、個人的には極力付き合うべきだと思います。

「先人の貴重な経験」が聞けることもあるし、単なる自慢話を聞かされるだけのこともありますが、その積み重ねはいずれ自分に返ってくると思います。(参考➡行きたくない飲み会も楽しくなる「会社員的お酒の飲み方」)

以前に仕事で何度も酒を飲んだ取引先の社長は「ワシは頼まれたことは断らん」とよく言っていました。

未来のことは誰にも分かりません。ただ、より良い未来に近付きたいなら面倒なことも「ハイ」と二つ返事で引き受ける覚悟が必要だと思います。(参考→転職先では出世を目指します)