
今度、新しいプロジェクトに関わることになりました。
プロジェクトと言っても、そんな仰々しいものではなく、実験的な試みといったところです。
私が左遷される前にいた部署でのライターとしての経験が活きる試みで、現在のショムニには私以外に経験者がいないため、お鉢が回ってきた訳です。
若手社員の依頼を断れず
実は以前から、ある若手社員に協力を依頼されていました。
その若手が出したビジネスアイデアに私の経験が必要だったからです。
私は今更、会社に貢献したい気持ちはないのですが、若手から頼まれたら無下に断る訳にもいかず、「その時は協力するよ」と答えていました。
その若手社員は口は達者なのですが、実行力は皆無なので、まさか実現しないだろうと高をくくっていたのも事実です。
しかし、突然、会議に呼ばれ、あれよあれよという間に私の参加が決まりました。
水面下で計画が進行していたらしく、私はやる以外に返答のしようのない状況でした。
別に嫌な訳ではありません。
若手社員の意欲は素晴らしいし、試み自体も荒唐無稽ではなく、実現すれば会社の収益につながるでしょう。
言い出しっぺは損をする
ただ、こういう時にありがちなのは私達だけに全てを押し付けられ、結局、回らなくなって悲鳴をあげるパターンです。
以前にも経験があるのですが、言い出しっぺが一番損をするのが我が社の伝統。
試みをするからと言って他の仕事を減らしてもらえる訳ではないので、単に負担が増えるだけです。(参考→ロングロング会議)
最終的に慌てふためいて企画自体がボツになる可能性もあるでしょう。(参考→転職先の会社に行ってみて分かったこと)
安請合いを後悔
そもそも左遷された時点で会社にはいいように使われているので、私も割り切っていたため、若手社員の要請に安請け合いしたことを少し後悔しています。
とはいえ、生来の真面目な性格のため、いざとなるときちんとやらないと気が済まないんです。
乗り掛かった船なので、やれることはやろうと思っていますが、自分で自分の首を絞めることにならないか、ちょっぴり不安です。
その後は予想通り…
【追記】その後、予想通り、私だけに重い負荷がかかっています。
一応、責任者としてパワハラ糞上司が入っていますが、全く何もしません。
会議では下を向いて発言しないし、それどころか、口を開いたと思ったらプロジェクト自体を潰そうとする有様です。
自分に火の粉が降りかかりそうなことには絶対に近付こうとしません。
その嗅覚と徹底ぶりは大したものだし、だからこそ出世できたのでしょう。(参考→どんな社員が出世するのか、指示待ち族という“大企業病”にかかっていた自分に気付きました)
もし、プロジェクトが失敗したら私のせい、仮にうまくいけば手柄を横取りするのは目に見えています。
とりあえず走り出したばかりで、この先どうなるか分かりませんが、泥沼にはまらないように細心の注意を払っています。(参考➡パワハラ常習犯が社内にはびこる理由)