午前中は人体博物館へ

ラスベガス3日目、村田諒太の試合は夜、前座は夕方4時スタートだったので、午前中はバリーズというホテル内にある「REAL BODIES」という博物館へ行きました。

写真のイラストを見れば分かる通り、解剖学の見本を展示する人体博物館です。

道徳的観点から物議を醸しているそうですが、人間の内臓の断面や、全身の皮膚だけ剥がした展示など、見ようによってはグロテスクな、捉えようによっては知的好奇心を刺激される異空間でした。

英語の説明文は読めなくてもインパクトは十分です。

けばけばしいネオンとカネと欲望が渦巻く街の中で、全く「らしさ」を感じさせない展示物の数々は、そこがラスベガスであることを忘れさせるほどでした。

ジップライン待てど暮らせど…

お昼はIN-N-OUT BURGERでハンバーガー🍔

女子高生らしきバイトの女の子に拙い英語で注文するのはドキドキしましたが、なんとかチーズバーガーとフライドポテトのセットと伝わりました。

2つのホテル棟の間、244メートルを空中で結ぶ、話題のジップラインが頭上を通っていたので、テイクアウトしたチーズバーガーを食べながら見上げていたのですが、残念ながら誰も舞い降りてきませんでした。

写真の青空に何本もの細い線が写っているのは分かるでしょうか?

奥の白い場所がスタート地点なのですが、怖くて挑戦者がいないのか、27ドルという値段が敬遠されていたのか、よく分かりません。

もちろん?私も挑戦してません、あしからず。

歩き疲れたらモノレール

さらにフラミンゴというホテルでフラミンゴを見ました。

別に駄洒落ではありません。

敷地内に野性動物展示室があり、様々な動物がいるんです!

元々は1946年に、何もなかった砂漠の真ん中にホテル「フラミンゴ」が完成したのがラスベガス発展の礎となったそうで、いわば老舗中の老舗。

ホテル内のプールはたくさんのお客さんで溢れていました。

ラスベガスの街はそれほど広くないので十分歩ける距離なんですが、日中は暑いため体力を消耗します。

そこで、せっかくなので街の南北を結ぶモノレールに乗車しました。

券売機で1回5ドルの乗車券(下写真)を購入。

歩き疲れたら利用するといいでしょう。

そうこうするうちに4時になったのでパークシアターへ。

村田はコンディション不良?

掲示されていた、かっちょいいポスターを写真に収め、早速、席に座りました。

街中ではあまり日本人を見かけなかったのですが、会場内では日本語が前後左右から聞こえました。

前座の試合はノックアウトが少なく、ほとんど判定までいったため、かなり時間が押しました。

盛り上がりに欠ける試合が多かったのと、時差ボケと歩き疲れも手伝って、途中居眠りしたことを告白します😅

日本時間午前11時から生中継したダゾーンに対して、Twitterでは「村田の試合はまだか?」といったツイートが多かったようです。

待ちに待ったメインイベントが始まったのは、日本時間午後1時頃だったでしょうか。

村田が登場すると、私の目もパッチリと覚めました👀

試合を振り返ると、村田の攻めが単調過ぎましたね。

元々、右ストレートと左ボディーしか武器はなく、ガードを固めて馬力で押し込むスタイルでしたが、今回は研究されていたこともあって通用しませんでした。

2ラウンドくらいまでは戦いながら笑顔を見せていましたが、3ラウンドから笑顔が消え、5ラウンドくらいからガードが下がり始めました。

中盤以降は一方的な展開だったのでポイントでリードされているのは明らかでしたが、それでも打ち合う姿勢を貫いたことが試合を白熱させました。

場内の日本人ファンから起きた「ムラタコール」が、アメリカ人ファンの「USAコール」にかき消されるシーンは、まるでロッキーの世界!

村田はすっかり悪役でしたが、フラフラになりながらも最後まで立っていた執念には、久しぶりに感動しました。

村田は決して言い訳しないでしょうが、コンディションが悪かったのかも知れません。

負けたとはいえ、本当に見応えのある試合だったので時間の経過を忘れていましたが、時計を見ると現地時間午後10時。

この日のうちにエッフェル塔からの夜景を見たかったので、すぐに会場を出て移動し、25ドル払って展望台に昇りました。

25ドルの夜景

エレベーターを降りた瞬間、眼前に広がる光景に息を呑みました。

360度、どこを見渡しても宝石箱をひっくり返したような、きらびやかな景色!

村田の試合の興奮も冷めやらぬ中、胸の内を涼風がスーッと通り抜けるような、静かな感動を覚えました。

前日に見たベラージオの噴水ショーを上から見るのも、また乙なものでした。

翌日はとうとう最終日、グランドキャニオンです。

続く➡息を呑んだグランドキャニオンの絶景