一体感のない我が部署

人材は「人財」だとよく言われますが、会社は人の集合体である以上、社員1人1人が持てる力を発揮しないと、生産性は上がりません。

各社員のスキルや経験値には個人差があり、簡単には上がりませんが、モチベーションやヤル気はちょっとしたことで上にも下にも変動します。

先日、それを改めて実感しました。私のいる部署は少人数なんですが、その割にバラバラというか、一体感がないのが以前から気になっていました。

ただ、これまでは自分のことで精一杯だったし、中途入社のオッサンがしゃしゃり出ても仕方ないと思って特に行動を起こすことはなかったのですが、今月から部門長になったので、まずはコミュニケーションを取ろうと同僚2人を連れて飲みに行ったんです。

無気力な姿勢には理由があった

刺身の盛り合わせをつつきながら、たわいもない話をして場が温まってくると、2人とも本音が出始めました。

それに乗じて聞いてみると、その内の1人は、私が入社する以前に会議で理不尽に詰められたり、ヤル気を削がれるような出来事があり、「もう何もしないでおこう」と考えるようになったそうです。

社内で見せる無気力な雰囲気の裏にはそんな思いがあったのか、と胸のつかえが取れたような気持ちになりました。

私は「実力をフルに発揮してほしいので、やりたいことがあれば言ってほしいし、どんどんやってもらおうと思う」と告げると、リップサービスかも知れませんが、その同僚は私が部門長になったことが嬉しいと言い、少しヤル気を取り戻していると明かしてくれました。

社員のモチベーションは上司や職場環境次第

社員のモチベーションが上司や職場環境によって大きく左右されるのは私自身がこれまでのサラリーマン人生で痛感してきたので、よく分かります。

ほんの些細なボタンの掛け違いで実力の半分も発揮していなかったとしたら本当にもったいないと思います。

1人で2人分働くのは不可能に近いですが、仮に1人が1.2人分の仕事をしたら、5人で6人分、10人で12人分の仕事ができます。逆に1人が0.5人分しか働かなかったら言わずもがなですね…。

全員が同じやり方で横に合わせたり、盲目的に上に従う必要はありません。それぞれが個性を活かして高いモチベーションを維持し、最大限に実力を発揮すればいいと思っています。

その結集こそがチーム力だと思うし、そういう方向に持っていくのも私の仕事のひとつだと思っています。

そのためには「やりたいこと」は尊重してあげるつもり。私自身、前の会社で左遷されて、したくもない仕事をしていたので、同じような思いはさせたくないのが本心です。

理想のリーダー目指して

部下の手柄を横取りして責任だけは部下に擦り付ける、前職のパワハラ糞上司を反面教師にし、理想のリーダーになれるよう私自身、精進していかなければなりません。

他人のことはコントロールできないので、自分から距離感を縮め、それぞれが前向きな意欲を持って存分に力を発揮できるよう、心を砕こうと思っています。