息子の野球チームのコーチ

あなたの周りにも1人はいると思います。

熱心だけど、どこがうざったいというか、面倒くさい人が。

私の息子が所属している野球チームのコーチもそうらしいんです。

「らしい」というのは、妻から聞いた話だからですが、私も息子の試合を観に行った時に同じことを感じたので間違っていないと思います。

そのコーチは熱心に指導してくれるのはいいんですが、とにかく暑苦しいというか、くどいんです。

メールに熱いメッセージ

例えば、練習を休んだ日は、保護者に長文のメールを送り、その日行った練習メニューや目的、子供の状況確認など、こと細かく記しているそうです。

野球チームと言っても、リトルリーグや少年野球のような本格的なものではなく、週1回だけ集まって軽く練習するだけの習い事に過ぎないので、保護者もそこまで本腰を入れていません。

将来はプロに!なんて誰も思ってないし、むしろ野球を通じて挨拶や集団行動を学んでくれたらいいなというくらいのもんです。

ほとんどのコーチもそういう保護者が多いことを理解して、子供たちに優しく接し、褒めて伸ばすような指導をしてくれる方が多いのですが、今年から息子の担当になったコーチだけは、よく言えば情熱的、本音は「そこまでしなくていいだろ~」と思わせるようなタイプなんです。

子供たちに厳しく指導するのは問題ないのですが、保護者に対しても同じ熱量で接してくるので、あまり評判は良くないそうです。

実際、今年になってから辞めた児童が多く、コーチの責任を問う声もあるとか。私も妻もモンスターペアレントのような真似はしたくないので何も言ったことはありませんが、他の保護者は露骨に嫌悪感を示したり、「メールを送ってこないで」と抗議する親御さんもいるようです。

本人は自覚なし

最も罪深いのは本人に自覚がないことでしょう。

恐らく本人は「なんでこんなにしてあげてるのに分かってくれないんだ?」くらいにしか思っていないのではないでしょうか。

自分が良かれと思ってしたことも、相手にとってはありがた迷惑ということは多々あります。

それを敏感に感じ取れる人ならいいのですが、俯瞰して見られない人は困りますよね。

物の見方が自分中心というか、自分を客観視できないんでしょう。

穿った見方をすれば「人に親切にしてる自分が好き」とか「熱く語る俺ってカッコいい」とか、自分に酔っているのではないかと思います。

自分を好きでいることは大切です。言い方を変えれば、好きな自分になる、理想の自分でいる、ということだし、その方が人生楽しいでしょう。

自己愛が強すぎる?

ただ、自己愛が強すぎると自分を客観視できなくなり、他人と理解し合うことが難しくなります。

他人の意見に耳を貸さなかったり、自分の主張を他人に押し付けたりすると反発を招くのは当然です。

どんな組織に属していても同じ。プレーヤーならまだしも、人の上に立つ人間が自分に酔っていてはいけないと思います。