ある酒席での出来事

先日、とある有名人と酒席をご一緒する機会がありました。誰とは決して言えませんが、業界内では知名度の高い人物です。

普段からどちらかと言えば歯に衣着せぬ発言の多い方ですが、その時は酔いも手伝って舌鋒鋭く、様々な関係者を一刀両断していました。

一般人なら「お前は何様だ?」と言われるくらいのメッタ斬りでしたが、その方だから許されるキャラクターなので、本当に笑いの絶えない、ぶっちゃけ話の連続でした。

出さなくなったら気付かれる

その中でハッとした話題がありました。

その方が別の有名人を批判していた話の流れで、「去年から年賀状も来なくなった」と言ったのです。

私は笑って聞きながらも、一瞬、冷静になりました。

なぜなら私も年賀状をある年を境に出さなくなった人が複数いるからです。

年賀状をやり取りしている中には、昔仕事でからんだものの何年も会っていない関係者や、気にくわないけど偉いさんだから仕方なく出している上司など、様々な人物がいます。

出費や手間が増えるのは仕方ない

普通に仕事をしていれば、出会う人物が増えていく分、年賀状を出す枚数も増えていきますが、出費がかさむし、手間も省きたいので、必要ないと判断した人物には出さなくなることもあります。

そもそも「年賀状に書いたことなど覚えてないだろうし、出さなくても気付かれまい」という思いもありました。

しかし、その方の話を聞いてギクッとしたのが正直なところ。もしや、私もそんな風に思われているのだろうか…と心配になりました。

若い頃は年賀状を出すのももらうのも楽しみだったのですが、トシをとると面倒臭く感じるようになってきました。

メールやLINEでも失礼でない相手には手軽に済ませたいし、出す枚数も極力抑えたいのが本心です。

たった1枚で人間関係にヒビが入ることも

しかし、もし私から年賀状が来なくなったことを根に持っている人がいれば、私はほんの少しの出費と手間を惜しんで、大きな損失をしたことになります

人間関係とは本当に脆いものです。

年賀状は一例に過ぎませんが、少しでも横着したり、いい加減な対応をしていると、ある日突然、味方から敵に変わることがあります

その方の酔いどれ談義を聞きながら、貴重な発見をできたのは幸運でした。(参考→節目の年賀状は印象に残るデザインにしたい…オススメ業者は?)