社内連絡ツールは全てチャット

アナログだった前職からITベンチャー企業に転職し、戸惑ったことのひとつが社内ネットワークシステムです。

前職は全社員への連絡事項は一斉メールで配信されていました。

さらに書類は全て紙に印刷し、押印して提出。会議もダラダラ2時間以上、部長が伝達事項を読み上げていくだけの一方通行で生産性のないものでした。

そんな環境にどっぷり浸かっていたので、転職先のスピード感は、ともすれば危なっかしく感じることもあります。

まず社内ネットワークはチャットワークで全てを賄っており、自分に直接関係なくても同じ部署のグループチャットで情報を共有できます。

前職では隣の社員が何をしてても細かいことまで分からず、「あいつサボってんじゃね?」と疑ったり、疑われたりすることもありましたが、現在の職場ではチャットを見ていれば大体分かります。

話し声が聞こえず静かな社内

その点はチャットワークの「功」の部分ですが、「罪」の部分は社内の会話が恐ろしく少ないこと。

何でもチャットで済ませるため、例え隣の席に座っていても話しかけることなくチャットでメッセージが飛んできたりします。

さすがにこれにはいまだに慣れません。

隣なんだから話した方が早いだろ、と思うのですが、郷に入っては郷に従えの格言を守り、私もチャットでメッセージを返しています。

まぁ、そのメッセージを同じグループに見せることで情報を共有しようという意図もあるので無意味ではないんですが、どこか釈然としない気持ちもありますね。

だから社内では誰かが電話をしていない限り、話し声が聞こえることもなく静かな時間が多いんです。

そのためかどうか知りませんが、常時、小さな音量でジャズやヒーリング音楽などが流されています。

書類はプリントアウトせずに保存

そして紙の書類の少なさも軽い衝撃でした。

少ないというより、転職してから書類に印鑑を押したのは入社時の契約書や役所に提出する書類くらいだと思います。

社内で使用する書類は基本的にプリントアウトせずにドライブに保存、社外とのやり取りもほとんどがオンライン上で済ませます。

ペーパーレスの時代だけにそれが当たり前なんでしょうが、旧態依然の組織に長くいた私にとっては全てが新鮮です。

会議は30分で終了

会議も基本的に30分以内、長くても1時間までで終わります。

それまでにチャットで情報を共有しているので無駄な報告事項などは省けるからこそ可能なんですね。

そんな当たり前のことにやっと気付きました。

40代にして新たな発見を得られるのは幸せなことだと思います。

同じ組織に長くいればいるほど視野が狭くなり、社内の常識だけで判断するようになるので、やはり転職して正解だったと感じています。